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太子の国設定。囲碁シリーズ第一段。
ある朔の日の夜。
月は出ていないので、燭を付け孔明は読書に耽っていた。
と、ふいに誰かの気配がして、孔明は読んでいた書簡から目をそちらへ向けた。
司馬懿だった。
「諸葛亮、私と碁で勝負しろ」
現れるなり司馬懿はそう言った。
ちょうど読書も一段落したところであるし、司馬懿とならなかなか面白い勝負になるだろうと孔明は二つ返事で快諾した。
『脱衣囲碁―vs司馬懿』
孔明の返事に、ただ碁を打つだけでは面白くなかろうと司馬懿は言った。
「どうせなら賭け碁にしよう」
ふたりの実力は五分五分。それなのに賭け碁にしようとしてくるとは、何か秘策でもあるのだろうかと孔明は思った。
「何を賭けるのですか?」
その言葉に司馬懿はにやりと口角をあげた。
「私と貴様、それぞれの服だ」
「‥服、ですか?」
突然の司馬懿の発言に頭のなかには疑問符しか浮かばない。
(服を賭ける…?)
何をしたいのかさっぱり解せぬといった顔を孔明はしていたがそれをよそに司馬懿は「さっさとはじめるぞ」と早々に碁盤の前に陣取っていた。孔明も席についた。
石は司馬懿が黒で孔明が白。碁は先
手の黒の方が有利であるとされている。
(……やはり強い)
ジャラッと音を発て石を掴む。孔明の白い手が伸び、パチッと碁石と碁盤が交わる軽快な音が響いた。
(……いい手だ。だが、負けるわけにはいかない)
司馬懿の一手が孔明の急所をついた。
それが決定打となった。
孔明も必死に応手したが健闘虚しく3目差で負けた。
余談だが、現代なら白に5目半のハンデがあるため孔明が勝っていたことになる。
「さて、私の勝ちだな。諸葛亮」
賭けたものを貰おうかと司馬懿は口元を歪めた。
「………。」
仕方なしと孔明は上衣を一枚脱ぐと司馬懿に渡した。しかし司馬懿は眉間に皺を寄せて言った。誰が一枚だと言った?
「全部脱げ」
「そんな…!」
孔明の顔に驚愕が貼り付いた。
それを見た司馬懿の顔には益々喜色が浮かんだ。
「ほぅ、脱げないと?服を賭けようと言ったとき貴様は顔色を変えなかったな?なのに今更脱げないとは。あれは、はじめからこの勝負なかったことにしようと思っていたのか?」
「ち、違います!」
「ならば脱げ」
孔明は追い詰められてしまった。人前で――しかも燭の灯かりでよく照らされているなか――自ら服を脱ぐなんて。孔明は言いようのない羞恥に駆られた。
一枚一枚、ゆっくり脱いでいくと孔明の白い肢体があらわになった。
脱いでいる時から全身に痛いくらいの司馬懿の視線を感じて、身体の震えが止まらない。
「諸葛亮、この服を返してほしいか?」
刺さるような司馬懿の視線のなか、孔明は小さく頷いた。
「ならば次の勝負、私は貴様の服を賭けてやる。貴様は――自らの身体でも賭けるがいい」
第二戦目が行われた。今度は孔明が黒。しかし先程とは状況がまったく違う。
孔明の手の時、互いが長考している時、その時、司馬懿の視線は全てなぶるように孔明の裸体に注がれた。
一糸纏わぬ姿を注視され、孔明の身体は少しずつ変化を表した。
ただ見られているだけなのに、その
全てを見透かすような強い視線に晒されて、孔明の肌は薄く色づき、呼吸は乱れ、胸の突起は立ち上がり、自身は硬くなりはじめていた。
(――見られているだけなのにっ)
どうして身体がこんなに熱くなってしまうのだろうと孔明は動揺を隠せない。その動揺に追い討ちをかけるように司馬懿が言葉を発した。
「見られて感じているのか?」
その言葉に孔明の身体がすくむ。
「とんだ淫乱だな」
どうしてだか知らないが孔明の花芯からは滴が溢れはじめた。
(…我慢できないっ‥!)
孔明は司馬懿の前で自身を扱きはじめた。それを見た司馬懿は素早く、自身をいじる手を叩いた。
「誰がそんなことをしていいと許可した!」
孔明の双牟から涙が零れた。
「――もう‥限界です…っ」
その言葉に司馬懿は立ち上がり孔明の側まで寄ると、では負けを認めるか?と言った。
この状況から早く解放されたい孔明はすがりつくように「私の負けです。ですからもうっ――」と声をあげた。
その言葉を聞くと司馬懿は殊更に口角を歪めた笑顔で孔明の腕を掴んだ。
孔明を寝台に投げ出すように座らせると自分も衣服を脱ぎ捨て、髪を下ろした。
そして寝台の上で震えている孔明の脚を広げると、その間で起立している自身の根元を先程まで髪を結っていた紐で固く戒めた。
「ゃっ‥仲達っ」
「貴様の身体はもう私のものだ。何をしようと私の勝手だ」
そう言うと司馬懿は孔明の胸で主張していた突起をきゅっと摘まみあげた。
「ひぅっ‥ぃやあ!」
「嫌とはよく言ったものだ。こんなに感じているくせに」
突起を刺激され、透明な液が茎を伝った。
「あぅっ‥やぁ、あ、あ…」
伝わる液にも感じてしまい、孔明は身震いした。
「孔明‥これをはずしてほしいか?」
熱い息で孔明につぶやきながら司馬懿は孔明自身に絡みついている紐を手でゆすった。僅かな刺激にも身体をびくつかせながら孔明は激しく頷いた。
司馬懿は孔明の顎を掴み息がかかるほどに顔を近づけた。
「ならば私の言う通りにしろ」
孔明は身体を小刻みに震わせながらか細く「はい…」と応えた。
「よし…。なら、まず私のモノを舐めろ」
そう聞くと司馬懿は孔明の頭を自身の股間へと押し付けた。
「んぅっ…く、ん!」
孔
明の口が司馬懿の熱で犯された。孔明は必死で熱を頬張り、厭らしく舐めあげた。熱が更に硬度を増すように―――。
「……なかなかうまいな。一体何人の男に手を出した?」
「ぁっ‥あなただけです‥っ!」
「ふん、どうだかな。もういい。手をかせ」
言われた通り手を差しだし、今度は何をさせるのかとどきどきしていると、予想外に指を優しく舐められた。はじめは何かと思ったが、その心地よさにしばらく身を委せてほっとしていた。が、ふいに司馬懿が舐めるのを止めた。止めると司馬懿はその手を孔明の身体のある一点へと導いた。
孔明の顔が一気に青ざめた。
「ぃやっ‥そこはっ…」
「自分でほぐせ。それと‥こっちを向けろ」
孔明の指は自らの秘孔へあてがわれ、さらに司馬懿は孔明の身体を反転させ、あろうことか司馬懿の顔の目の前で秘孔に指を挿れる行為をするよう強要した。
司馬懿の視線に晒されて秘孔をいじらされるなんて、まだ多少理性が残っていた孔明は耐えがたい羞恥に襲われた。
「ゃっ…できません…」
孔明の頬が濡れた。
「……ならばきっかけだけは私が作ってやろう」
何を、と孔明が思っている間もなく、司馬懿の舌が秘孔を犯しはじめた。
「ゃ、やだっ、やめ…っぁ」
羞恥のあまりどうにかなってしまいそうな孔明だったが司馬懿の舌が秘孔の入り口をほんのり出たり入ったりを繰り返しているのにしだいにもどかしさを感じた。
司馬懿の舌が離れるとそのもどかしさは頂点に達し、もはや司馬懿の目の前であるとか言った羞恥は忘れ去り、必死で自らの指を秘孔に突きたてた。
「あっ…はぁ‥ん」
内壁の震えている部分を懸命に擦りあげるとナカが指をぎゅうと締めあげた。はじめは一本だったがそれではもの足りなくなりすぐに指を二本に増やした。
秘部からぐちゃぐちゃと卑猥な音が発ち、司馬懿からは捲れた内側の赤い部分がまざまざと見えた。
「あぁ…ん…あっ」
「やればできるではないか」
「あんっ、あ、ちゅうたつぅ」
孔明が自らの刺激で喘いでいると司馬懿が辛抱きかなくなったのか孔明の指の間に孔明のものよりも多少節くれたった指を突きたてた。
その指を曲げたり伸ばしたり、孔明の感じる処をごりごり刺激したりするとたまらないのか孔明の玉茎
からは露が滴り、腰は淫らに揺れ動いた。
司馬懿は指を引き抜くと再び孔明を反転させ此方を向かせて胡座をかいた自らに跨がらせるとひくつく蕾に自身の先端だけ浅く出入を繰り返した。
そんな僅かな刺激にも快楽に貪欲になっている身体にはたまらない。
「孔明、欲しいか?欲しくて欲しくてたまらんか?」
孔明はもう頷くことしかできない。互いの息が混じり合うほど顔を近づけ司馬懿は熱っぽい声で言った。
「欲しければ自分でどれだけ欲しいか動いてみろ」
ゆるゆると動かされる腰がさらに孔明を煽りたてた。孔明は司馬懿の肩に手をのせるとゆっくりと腰を下ろし、秘孔で司馬懿を呑み込みだした。
「ああ、あっ、ああっ」
ぐぷぐぷと司馬懿に押し広げられる感覚に孔明は目眩がした。
指では物足りなかった感覚が満たされる。
「はぁあっ、あっ、あぁんっ」
全部容れきると直ぐ様腰を揺らし欲しいだけ司馬懿自身を貪りだした。
しかしどれだけ司馬懿で自らを突き上げても自身は戒めから解放されず、快楽は身体中を荒れ狂った。瞳からは涙が溢れている。
「――くっ、出すぞっ」
司馬懿のその言葉に、孔明は快楽であまりうまく回らない舌を懸命に動かし訴えた。
「あ、ひもっ、ぅあっ‥ひも、はずし‥ひあぁああっ!」
しかし健闘虚しく孔明のナカで熱い司馬懿の体液が弾けた。
注ぎ込まれた熱に孔明は身震いした。
「ぅああっ、ああっ、もぅ、らめぇえ!」
「孔明ッ――!」
熱を解放した司馬懿自身は萎えることなく、今度は自ら孔明を貪りはじめた。
前立腺をおもいきり擦り上げ、内壁がきゅうきゅうに自身を絞り上げる感覚に耐え、孔明の全てを喰い尽くそうとした。
「ふぁあああぁっ!あああぁっ!」
結合部からは先に司馬懿が吐き出した精液がかき混ぜられぶしゅぶしゅと音を発てている。
あまりの甘美な締め付けに司馬懿ももう限界で、ナカの司馬懿自身が一際大きくなった。
「イクぞっ――」
「いやああぁっ!ちゅうたつっ!ちゅうた、あああぁああん!」
司馬懿が熱を解放する寸前、司馬懿は孔明の戒めを解いた。
戒めを解かれた孔明は、司馬懿が最後に腰を大きく送り込み熱を注ぎ込んだ瞬間、腹から胸にかかるほど激しく精を吐き出しあまりの快楽にそのまま気を失った。
事後、司馬懿は孔明に口付けを落とした。柔らかな唇は司馬懿を受け入れてくれた。
(―――私は、こんな愛し方しかできん)
そう思いながら愛しいひとを抱きしめた。
翌朝、「服を返してほしくば」のくだりから同じことを言い出した司馬懿を今度は孔明がこてんぱんにのした。ようやく服を返してもらった孔明は一言「もう貴方とは碁は打ちません」。
その言葉に司馬懿が慌てに慌てたとかどうとか。
《終》
ドS司馬懿×ドM孔明のエロでした~。別名・視姦劇場。諸葛さんはドMだからドS司馬懿になかなか本気で攻められるとたまらんのです(*´Д`*){ハアハア
太子の国設定ですけど「カボチャな~」とは違いこの話は司馬懿と諸葛さんではじめからデキてます。
テンションあがりすぎて囲碁だけでエロネタが3つもできたんでその1コ目です。
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