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脱衣囲碁―vs曹丕 ※

太子の国設定。囲碁シリーズ第二段。



「孔明、碁を打とう」


ある夜、いつもはそんなこと言い出さない曹丕がふいにそんなことを言い出した。

なんでいきなり碁を打とうなんて言い出すのかと思ったが理由はすぐにわかった。


「負けたほうは1枚ずつ脱いでいく。いいな」



ものすごい下心があった。




『脱衣囲碁―vs曹丕』




孔明としては曹丕程度の相手になら一切負けることは無いので余裕綽々、いいですよと軽く答えた。

やましい曹丕をこてんぱんにのしてやろうと思ったのだ。

だがこの孔明の強さが逆に自分自身を追い込むことになろうとは彼の神算鬼謀を持ってしても思いもよらなかったことであろう。



早速碁がはじまった。曹丕が先手で孔明が後手。置き石無しの互戦である。

対局が進み、全てが予想通りの曹丕の手にこのぶんでは10目ほどの差で自分が勝つと孔明は余裕の笑みすら見せていた。



終局。思った通り、孔明が10目の勝ちを収めた。


「私の勝ちですね」


貴方の下心は見え見えなんですよと言わんばかり満足そうな顔で曹丕を見上げる。曹丕も自分が言い出したことなので仕方なしとばかりに衣を脱いだ。


すると曹丕は、もう一局と懲りず
にまた勝負を仕掛けてきた。


勿論余裕で受けて軽く勝った。

負けたことでさらに衣を脱いだ曹丕はあろうことかまた、もう一局と言ってきた。

どこまでしつこいのだろうとその執念に多少げんなりしながらも孔明はまた勝負を受けた。



そしてそれを何度繰り返しただろう、ついに曹丕は下帯一枚のあられもない姿になってしまった。


「孔明、もう一局」



涼しい顔で対局を申し込んでくる曹丕に流石の孔明もこれ以上はと思ったが曹丕のあまりの押しの強さに流され、しかもまた勝ってしまった。

負けた曹丕は今までの衣と同じように何の抵抗もなく下帯に手をかけた。

「お、お待ちください!流石にもう…!」

慌てて孔明も止めに入った。しかし曹丕は一向に気にする様子もなく、これも規則だろうとあっという間に下帯を脱ぎ去ってしまった。


「さぁ孔明、もう一局」


全裸で、そう言われた。



「……もうお召し物が無いでしょう?」

恥ずかしさから孔明は顔をうつ向けた。

「まだこの髪止めがある」

だからもう一局だけできると曹丕は詰め寄る。

是非もなしとこうなったら早々に勝ってこの勝負切り上げようと孔明は本気で打つ気になった。



しかしここで大きな誤算があった。


いざ向かい合うと碁盤の高さが椅子と同じくらいであるため、孔明には曹丕の全身がありありと見えてしまうのだ。それだけならまあいいが先程と違い曹丕は下帯を脱
いでしまったのだ。そんな脚の間が特によく見えてしまう。


孔明は言いようのない羞恥に駆られた。



碁に集中しようにも曹丕の精悍な身体が目に入ってしまい思考力が散漫になってしまう。


(こんな状態では勝てるものも勝てなくなってしまうではないか…!)


と己を必死に叱咤したがどうしても次の一手が打てない。



今まで一度もなかった孔明の長考におや?と思った曹丕が顔をあげた。すると顔を真っ赤に染め上げた孔明が服の裾を握りしめふるふると少し震えているのが目に映った。

「…どうした孔明、待ったはなしだぞ」

そう言うと孔明ははっとした顔で石を握り一手を指そうとした。しかしどうしても打てない。

ふいに曹丕の方を見ると頬を上気させ、熱い瞳で此方を見つめていた。

また気恥ずかしくなった孔明は視線を碁盤に戻したが今度は曹丕の脚の間で硬く起立しはじめた自身が目に入ってしまった。


自分にも同じ器官があるはずなのに、それなのに―――。


「ぁっ……も、もう‥打てません…」


恥ずかしさが勝ってしまう。この状況ではもうまともに碁を打つことはできない。


「では私の勝ちだな」


はっとして孔明が顔をあげると目の前には瞳の奥に情欲を秘めた曹丕がいた。


曹丕は動けないでいる孔明を抱えあげると自分の寝台へ連れていき、一枚二枚と手早く服を脱がせはじめた。

「脱ぐのは一枚のはずでは‥?」

口ではそう言うが抵抗はしない。

「もう遊びは終わりだ」

全部脱すと曹丕は孔明の手を取り、いきりたった肉棒へと導いた。そのあまりの硬さに「あっ」と孔明の小さな声があがった。

曹丕が孔明へ熱い息を送り込む。


「お前も、欲しいだろう…?」


その言葉に、頬に血を上らせると、孔明はゆっくりとその手で肉棒を擦り上げ、口に含んだ。

「んっ…」

鼻にかかった甘い息が漏れた。

孔明の小さな口いっぱいに曹丕が広がる。


曹丕は――興奮しているのだろう――色を含んだ声で「孔明」と呼びかけ、懸命に奉仕する孔明の頭を撫で付けてくる。

「っん…ふぅ…」


孔明も興奮していた。

(コレが、私のナカに――)

そう思うと思わず身体の中心が熱くなってしまう。

そして精一杯愛撫した。

「ん‥く‥」

思わず孔明から声が漏れた。

口の中いっぱいに曹丕を含み、含
みきれなかった部分は手で擦り上げる。

「は…」

一度口を離し、今度は手で愛撫していた下の方から裏筋を舐め上げる。

「ふぅ…」

先端を口に含み割れ目に舌を入れ、手で袋を揉むと曹丕が熱っぽい声で「出すぞ」と言った。


孔明の口全体に苦味が走った。が孔明は溢さないようにそれを飲みきった。口の端についた白濁を舌で舐める動作に曹丕の自身にまた勢いが戻ってきた。



奉仕が終わると曹丕は孔明を横たえた。

するとふと、孔明の中心に目がいった。


「――ひとのモノを舐めて勃てたのか?」


触ってもいないのに孔明の自身が硬くなっている。

孔明の顔を見ると羞恥で可哀想なくらい顔を真っ赤に染め上げていた。


「ふっ‥ならば今度は私が舐めてやろう」

「――子桓様っ‥やぁあっ!」


孔明は何か発しようとしたが言うか早いか曹丕に自身をくわえられてしまい、もう艶っぽい声しか上げられなかった。


曹丕は孔明に自分のことを公の場では『我が君』と呼ばせる。しかし閨では字で呼ばせる。閨でだけ字を使う――公と私を使い分けさせることで夜の秘め事がさらに密を帯びる気がするのだ。


「やっ‥ああっ!」

孔明は呆気なく果てた。肩で息を整えていると後孔に感覚が走った。

「――あっ‥そこは…っ」

曹丕が孔明の吐き出した液を舌に乗せ、後孔を弛めはじめた。

恥ずかしい処を間近に見られているのかと思うと孔明の目からは涙が零れた。

十分に解し終えると曹丕は顔をあげた。すると孔明が頬を涙で濡らしているのが目に入った。

「また恥ずかしくて泣いたのか?」


優しい呟きに孔明は首を縦にふった。もう何度も、秘孔を直接舌で愛撫しているが孔明は未だにその行為に馴れない。

「いつまでも初だな」

うっすらと笑いを含んだその言葉に孔明は少しむっとしたがかまわず曹丕は孔明の耳元に呟きを送り込んだ。

「でもそこがイイ」

「っあ‥!」

言葉と同時に濡れた蕾に指を挿れた。

「あっ‥子桓さまぁっ‥」

曹丕の武骨な指が孔明を攻め立てる。かき混ぜ、折り曲げ、擦り上げる。曹丕の巧みな指使いに一度達して快楽を感じやすくなっている身体にまた熱が帰ってきた。



「ん…はぁっ‥あ、んんっ」

いい処を擦ると孔明の身体が淫らに揺れ、花芯からは露がしとどに溢れ、茎を濡らした。

「ぅあっ…あ‥」

「――孔明‥挿れていいか?」

もう少し馴らそうかと思っていた曹丕だが、ぎちぎちに指を締め付けてくる孔明に耐えきれずため息と共にそう聞いた。

挿れていいかと聞きながら既に秘所から指を抜き、自身を当てがっている。

答えのかわりに孔明は曹丕の首へ腕を回した。

「はぁあ…あ、‥おお、きいっ‥あっ」

ずっと待っていたモノを与えられた蕾は奥へ奥へと誘いこむかのように甘い水音を発てながら肉棒を呑み込んでいった。孔明は、自らの身体に熱い楔が埋め込まれる感覚にうっとりと歓喜の息を洩らした。

曹丕も、孔明のナカの熱さと狭さに思わず息をついた。ゆっくり押し進め、全部容れきったあとは馴れるまで暫く動かなかった。

そのかわり互いの唇を貪った。追いかけ、絡め、吸い上げた。孔明の唇の端からはどちらのものとも言えない液が滴り落ちた。
唇を離すとふたりの間に銀の糸がかかった。その糸が消えたのが合図だった。

はじめはゆっくりと出し入れを繰り返す。内壁が全長をやんわり包
みあげる感覚に思わず激しく動きたくなる衝動を抑え、浅く抽出を繰り返す。

「あっ‥ああっ!」

弛い刺激にも浅はかな身体は反応を示し、内壁は肉棒を締め上げた。

「はぁっ‥ん‥あっ」

前立腺を擦ると腰がぴくりと跳ねあがった。曹丕はそこを重点的に攻めてくるため堪らないと孔明からはひっきりなしに嬌声があがった。

「ひやあっ、あっ‥ああっ」

孔明のナカがもっと欲しいと言わんばかりに肉棒をくわえ込むのに曹丕は甘美な目眩を感じた。

そのままの勢いで曹丕に激しく腰を送り込まれ、大きな快楽に孔明はひたすら喘ぐしかなかった。

「ぁんっ、ああぁっ‥し、かんさま、ぁあ!」

「孔明っ‥愛してるっ…!」

「あっ、わ、わたしも‥あぁんっ!」

曹丕の運動が一際激しくなり、孔明のナカで肉棒の大きさも最後の極みをみせた。

「はぁあっ‥あぁっ…もぅだめぇっ‥!」

「孔明っ‥共に…っ!」

「ぅあああっ!あああぁっ!」

内壁にいっぱいいっぱいの熱い肉棒で前立腺を力強く攻め立てられ、限界の孔明は精を放った。

と同時に曹丕も孔明のナカに溢れんばかりの愛を注ぎ込んだ。




快楽の余韻にひたりながらふたりは口付けを交わした。

最中とは違い、穏やかに愛を確認しあった。

唇を離すと孔明の艶やかな髪を撫で、黒曜石のような輝く瞳を見ながら曹丕は呟いた。



「孔明、明日も囲碁……」


「しません!」



ぴしゃりと言いきった孔明は曹丕に背をむけてさっさと眠ってしまった。



おいてけぼりの曹丕は、暫く可愛い寝息を発てている孔明を眺めていたが、そのうちその姿を後ろから抱きしめ、自らも眠りの淵に落ちた。





《終》



というわけで太子の国の囲碁エロシリーズ第二段でした。勢いだけで書いてしまいました。
そして勝っても負けてもオイシクいただかれてしまう諸葛先生…(ホロリ)
第一段の司馬懿がドSだったので今回の太子はウソみたいに優しくしてあげました。ただ太子若干変態混ざってた(丈の勝手なイメージ)


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