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邪恋蜜月(セル孔) ※

セル×孔のエロ。樊瑞の出張中にバンテスおじさんが手を出しました。




「っぅ…」
孔明は額に汗を流した。
「そんなに我慢しないで素直になりなよ策士」
眉間に皺がいっそう寄る。
洩れそうになる声を必死に押し殺す。
「樊瑞への操立て?」
後孔を混ぜられ身体がすくんだ。


『邪恋蜜月』



事の起こりは至極簡単だった。廊下を歩いていたら声を掛けられた。
「やぁ策士」
ただそれだけ。
「もう3ヶ月になるかな」
挨拶程度に言葉を交わして別れる。それだけのはずだった。
「そろそろ寂しいんじゃない?」
壁際を歩いていたのがいけなかったのかもしれない。
壁に腕を付いて行く手を塞がれた。
「あの方を任地へ向かわせたのは私です。寂しいも何もありません」
褐色の瞳が覗き込む。
「酷い言葉。きっと樊瑞は寂しがってるんじゃないかな?」
孔明は目を逸らした。
「サニー嬢と会えませんからな」
「それもあるかもね。だけどそれだけじゃないと私は思うよ」
「……。」
セルバンテスの言いたいことは手に取るように分かる。だからこそ孔明はこの不必要な会話を早々に切り上げたくなった。
「話はそれだけですかな?」
溜め息と伴に言葉を出した。
返事なんか待たずにそのまま去ろうとした。
すると、腕を掴まれた。
何かと思って顔を見たらそこにあったのは真紅の瞳。
ああ、これは。
そう思ったが孔明はもはやセルバンテスの術中。
非力な策士殿に、為す術は無い。
ぐらりと世界が歪んだかと思ったら意識を失った。

気が付いた孔明はベッドの上。
セルバンテスに組み敷かれていた。
手足は自由に動く、が抵抗出来ない。
服は全て脱がされていた。
日に焼けた掌が身体中を巡る。
「…起きたんだね策士」
胸の飾りを頻りといじりだす。
右ばかりで左には一向に触れる気配を見せない。
「っん…ぅ…」
もどかしさからか涙が滲んだ。
「ここ、真っ赤だよ」
ぺろりと右の飾りを舐めた。
「あ…っ!」
思わず声が上がった。
ふるふると身体の震えが止まらない。
散々右を捏ね繰り回したところでようやく左に触れられ、あまりの気持ち良さに涙が零れた。
「可愛いね」
耳元に囁かれぞくぞくした。
「こっちも、ほら、こんなに濡れてるよ」
張り詰めた自身に触れられたら全身が粟立った。
頭がちかちかする。
「一回イッとく?」
先走りのせいでぬちゃぬちゃと淫靡な音がした。しごかれたらあっという間に果てた。
セルバンテスは先程孔明が吐き出した精液を指に絡めると、戸惑うこと無く後ろへ突き立てた。
「っぅ…」
孔明は額に汗を流した。
「そんなに我慢しないで素直になりなよ策士」
眉間に皺がいっそう寄る。
洩れそうになる声を必死に押し殺す。
「樊瑞への操立て?」
後孔を混ぜられ身体がすくんだ。
「欲しいんだろう?」
孔明の蕾は始めこそは硬かったものの、指を挿れればすぐに綻び、かき混ぜればきゅうきゅうに締め付けてきた。
「…んっ!」
良い処に当たったのだろう甘い声が上がった。
「ここが好きなの?」
指を増やし、重点的にそこを攻めた。
「あ‥そこ、いやっ…ぁッ」
言葉とは裏腹に、とろとろになった蕾は夢中で指にしゃぶりついた。
「ずっとご無沙汰のようだし…無理もないか」
三本の指が孔明を追い詰める。前立腺を擦られればもう快楽にすがることしかできない。
「だ、だめ…またイッ……あああっ!」
言い終わる前に二度目の絶頂が訪れた。
セルバンテスが指を引き抜くとそれだけでも感じてしまうのか腰を大きく揺らした。
「随分厭らしいんだね策士。後ろだけでイクなんて」
大きく開かれた股をまじまじと見られて孔明の雄芯がまた頭をもたげ始めた。
「もっと気持ち良くなりたい?」
後孔に熱の先端を当てがわれそう問われれば貫かれることに悦びを覚えた身体は否応無しにセルバンテスを求めた。
身体の奥の空虚感を満たしたい。
「ほ…ほしいっ、バンテス‥挿入れて‥!」
気付けば孔明はセルバンテスの背に腕を回していた。
「じゃあ、挿入れてあげるね」
そう言うと張り詰めた怒張をゆっくり、ゆっくりと中へと送り込んだ。
「っ…はぁっ、ぁ」
ゆっくりと入ってくることによって逆に存在を生々しく感じられたが抵抗感はまるで無かった。
全部奥まで入りこむと久々の男根を喰い千切るかのように締め付けた。
孔明は、やっと欲しかった刺激が与えられると身震いした。
「…くっ‥動くよ」
絡み付く粘膜に堪えきれないと思ったセルバンテスは言った。

「っあ、ああっ!」
がつがつと突かれるとここ暫くの空虚感が一気に満たされてきた。
「ッ……最高だよ‥策士」
樊瑞が仕込んだだけあって、孔明の身体は随分男好きする身体になっていた。
「ん、もっと、もっとほしぃ…ああっ!」
セルバンテスは体勢を変えた。自らは胡座をかき、孔明をその上に座らせた。
自分の体重がかかる分、繋がりが深くなった。
「はぁっ‥あっ‥あっ!」
粘着質な水音が耳を犯した。
孔明はセルバンテスにしがみついた。
「あぁっ‥あ、イイッ!バンテスッ!」
甘い声が響く。
「あ…もっ、だめッ‥イクっ!」
絶頂が近づき、セルバンテスは殊更に速く腰を送り込んだ。
それに合わせるように孔明は自らも腰を揺らした。
「ぅあ、あ‥はああッ、ああぁッーー!!」
背を弓なりに反らせ白濁を吐き出した。
締め付けに耐えられずセルバンテスも孔明の中に精液を注ぎ込んだ。
「はぁっ、はっ、は…んん」
孔明が息を整えているとセルバンテスが自身を中から引き抜いた。孔明の内股を白濁が伝った。
セルバンテスは孔明の額にキスを落とした。
「またあとでシテあげるよ」
その言葉に孔明はただ微笑みだけを返した。




「やぁ策士」
廊下を歩いていたら声を掛けられた。
「今からどう?」
褐色の瞳が覗き込む。
「…いいですよ」
青い瞳が見詰め返す。
顔には笑みを乗せ。
「今日は何処で?」
セルバンテスの手が腰にまわった。
「じゃあまた地下まで行こうか?」
混世魔王はまだしばらく帰らない。
「いいですね」
それまでのふたりの関係――。





《終》


というわけで当サイトの初エロはなんとセル孔でした~(震)樊瑞ゴメンネ~(笑)
何か急にエロエロしい策士を書きたくなりまして、樊瑞相手じゃこんなに素直じゃないからねェ…。ありがとう、バンテスおじさん。

丈はタイトルをつけるのがヘタクソなので今回はカッコヨクつけようとがんばってみたんですが撃沈しました!(泣)
あとセリフを繋げないという謎の目標を掲げましたがこちらもシクりましたな。

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